我が家の建築もあと1週間ほどで完了のようです。
設備関連工事がだいぶ押し気味で、無事予定日に引き渡されるのかは極めて怪しいですが・・・。
どうやら社内完了検査もこっそり延期になっているみたいだよね
家づくりの1年半を振り返った記事を書きたいと思い、筆をとりました。
これからウィザースホームで家を作る方が、心穏やかに、楽しく、順調におうちづくり進められることを願って・・・・
営業所によって差があると思いますので、ご参考までに、
各フェーズで意識しておくべき、ウィザースホームの攻略法や心構えを5か条にしてまとめました。
家づくりを円滑に進めるためのセリフ集もありますので、
ぜひ使って試してみてくださいね。
ウィザースホームと良い家づくりをするための5か条
第1条:契約前 ハンコ押すまでが一番のクライマックス!
間取りは契約前に理想形にしておく
営業所にもよると思いますが、我が家担当の設計士さんは2人いました。
一人は間取りを書いてくれた一級建築士さん、もう一人は間取りの大枠が決まった後に
細かい収まりの部分を考えて図面に起こす2級建築士さんです。
(これはあくまでも我が家場合です。ケースバイケースだと思います。)
この前半に出てくる間取りを考える1級建築士さんが、いいアイディアとセンスを持ち合わせているのですが、
会社のブレーン的な貴重な存在なので、契約前にしか出てきませんでした。
契約前にブレーンの建築士さんから良いアイディアをたくさん引き出しておき、理想形の間取りになるまで練り上げれたことは我が家の成功ポイントでした。
一番初めは営業さんがモデルプランから抜粋したような図面を出してきますが
「ウィザースさんにお願いするか迷っているので、設計士さんに直接相談させてもらえないか」と懇願してみると良いかもしれないです。
どうやらそう簡単には登場しないようですので 《契約の見込みが高いけど、もうひとがんばりしないとダメな客 》 と思わせる振る舞いが必要です。
「設計士さんから提案が欲しい」を多用する
契約後の打合せでも言えることですが、特に間取りの打合せでは、営業さんの「できないと思う」を鵜呑みにしないことが重要です。
営業ができないと言うことでも、設計士さんたちが相談し合って考えればちゃんと良いアイディアどんどんが出てきます。
契約後は営業さんのレスポンスが鈍くなる
契約後は、見積もり関係の返答など、全体的にどっしりスローモーションがかかってきます。
採用するかどうか迷っているオプション等の価格は契約前になるべく数多く聞いておくのが得策と思われます。
実際に採用するか否かは、着工直前の確定契約の前までに決めれば良いので、
営業さんのブーストがかかっている契約前の段階で、できる限りの多くの情報を集めておくのが良いと思います。
契約前なら数日で出てくる価格情報が、
契約後だと1か月以上かかったりします。
契約前なら、少々タイトなスケジュールでも営業さんは徹夜の勢いで、社内を巻き込んでがんばってくれますよ!
使えるセリフ例
建築士さんのアドバイスが欲しい。
この希望を叶えられる方法を、設計課のみなさんで相談してもらえませんか。
契約後に費用が嵩んでくると困るので、いったん追加する可能性のある価格を見積もりに全部入れてください。
金額の確認、いつ頃までにお返事いただけそうですか?
第2条:契約当日や見積もり反映後に、重大情報が出てくることを覚悟する
このブログで何度も書いていますが、こちらの会社は情報の流れがややもたつき気味です。
ふんわりした説明のまま、ものごとを決めていくようなことが多いのが戸惑いましたね。
我が家は土地の契約当日に「聞いてないよぉ~」な事案が出てきたので、その場の捺印を拒否しています。
契約後も、後になってから重要な情報がぽろっと出てきたり、
聞いていた金額と違う数字の入った見積書が出てきたりということがあるので・・・・
えっ?私たちのことだまそうとしてる?
って感じて一瞬イラっとするけれど、これ別にだまそうとしているのではありません。
そこまでの気が回ってないだけです。
ただの要領の問題で、根はとてもいい人。
我が家の担当は、役職も上の営業さんと地域一番のベテラン監督だったので、たぶん会社全体がふんわりな雰囲気なんだと思ってます。
使えるセリフ例
急に言われても納得できませんので、今日は捺印せず持ち帰ります。
聞いていたお話と違うので、もう一度選び直す時間をください。
私たちが先に知っておくべき情報は他にはありませんか?
ここ、深呼吸して冷静に!
第3条:仕様決め 住宅館LABOに行く前に必要な情報を集めておく
ハードでぐったりな日になるので事前の情報収集が必須
新昭和の城、君津の住宅館ラボはテーマパークみたいでとても楽しいけれど
さあ、住宅館ラボにつきました。ご自由に設備・内装・外装お選びください!
みたいな感じだと、施主のみなさんが大変です。
お洋服を選ぶのとはわけが違い、50万100万200万の単価のものを一気に1日で選んで行くということですからね。
お子さん連れだとなかなか集中もできないですしね。
営業所にあるサンプル・カタログ・施工例などを事前にチェックして、希望の方向性を固めたり夫婦で話しあっておくことが大事だと思います。
私は今、あの日、雑に決めすぎたダサい標準洗面台に後悔しています。
最低限、見当をつけておきたいもの
- 外壁のタイルの色とアクセント入れるか
- 屋根の色と瓦の形
- サッシのメーカー(YKKかリクシル)やグレード、色
- 玄関タイルの雰囲気(コンテかオプションか)
- 床材の種類と色味(何が選べるかサンプル見せてもらう)
- キッチンのメーカー(余力があればお風呂とトイレも)
当日急に決めても大丈夫そうなもの
- 巾木や室内ドア
- モノプレイスや面材の色など
- 雨樋など細々した部材
このあたりは選択肢も少ないので当日でも大丈夫。
タイルの種類なども、確認申請の直前まで変えられるものが多いので、
迷ったら一度「仮決め」という形でも良いかと思います。
待っていても情報はやってこない
ウィザースホームの社員さんは、みなさんとても誠実でいい人たちなので、聞けば教えてくれるし、対応してくれます。
ただ、聞かないとよくわからないままふんわーり進んでいっちゃうので、こちらから積極的につっこんでいく姿勢が必要。
ここが実に疲れるところなのですけれど・・・以下のようなキーワードとセリフを使ってみると、情報が入ってきやすいかも。
使えるセリフ例
次回決めることは、前もって仕様シートと資料を送ってください。
どの種類が選べるのかの選択肢とおおよその価格帯を教えてください。
このオプションを入れる場合の金額を先に知っておきたいです。
施工例の写真はありませんか?
CADでパースを作って見せてください。
カタログとサンプルを見たいので取り寄せてもらえますか。
今日決められない分はいつまでに決めたらよいですか?いつまで変更できますか?
このダサいやつの代替案はないですか?施主支給できますか?
聞かないと、まじで出てこない。
第4条:着工後 大事な情報は職人さんたちから得られる
ウィザースオーナーのSNSなど見てちらほら見ていての感想ですが、どの営業所も現場監督さんはふんわりしてそうですよね。
うちの監督も地域一のベテランで、新人のフォローしながら10軒近く抱えていてすごく忙しそうなのですが、やはりまったりキャラです。
何度も強調するけど、とてもいい人です。
現場の進捗を確認するのは監督の仕事ですが、新居が近い人は施主もちょくちょく現場に通うといいですよ!
ウィザースホームは施主が工事中に立ち入ることも
かなりゆるーくて最高ですw
現場に通っていると、職人さんたちが、プロの視点から気になることを聞いてくれたり、教えたりしてくれます。
本来は、監督を通して・・・というのが正しい流れなのですが
職人さんたちが監督に聞いたとしても、監督としてはきっとあまりめんどうなことはしたくないと思うので
「図面通りでOK」と答えてしまうかも。
でも監督としてはOKでも、施主としてはOKじゃないことってたっくさんあります。
そういう情報や気づきを得られるのが、建築現場での職人さたんたちの声のように思いました。
例えば、私は以下のような情報を職人さんたちからアドバイスもらいました。
- この土は質が悪いから入れ替えた方がいいよ、絶対後悔するから。土どこまで持っていく?(基礎屋さん)
- 雨水枡の位置はここでOKですか?外構計画の図面、変更ありますか。(水道屋さん)
- 施主支給の立水栓の位置どこにするか考えておいてください。パンの大きさを計っておくといいです。(水道屋さん)
- テレビ用の配線、どの高さにつけましょうか?金具あります?(電気屋さん)
- 蓄電池の下、床が凹んじゃうから何か敷きますか?(電気屋さん)
- カーテン用の天井下地、図面に入ってないけれどいいの?←全然よくない。(大工さん)
- 部材の色がおかしいの、監督に連絡しておくよ。(大工さん)
- ドアの開く角度、使いやすいように変えられるよ。(大工さん)
- 収納扉は左開きと右開きどっちがいいか決めてね。(大工さん)
- アーチ垂れ壁の形と収納つける高さ、ここでいいか確認してね。(大工さん)
使えるセリフ例
今日もありがとうございます、差し入れ置いておくのでどうぞ!
このあと監督に連絡しますけれど、図面でなんか判断に迷うことはないですか?
第5条:色々まごつくと思うけれど、コスパが良いからOKと割り切る
家づくりって、期間も長いし、色々な人が関わってくるので、もやっとすることが何度も起こります。
それってどこのハウスメーカーに頼んでもそんな感じなんだろうと思っています。
ただ、こちら側としても何千万も払っている一世一代のイベントでもう必死なわけで、きー!という気持ちになることもあったのですが・・・
この若干の頼りなさが、大手ハウスメーカーより何百万円も安く建てられるからくりなんだな。
と思って、気を取り直すようにしました。
契約して、話が進んでいくと「ウィザースホームが建てた家で暮らす」以外の選択肢はなくなってくると思うのです。
それであれば、引き渡しの日に「色々あったけれど良い家づくりだった」と思えることが
自分にとっても、一緒に暮らす家族にとっても、一番大事なのかなと考えています。
使えるセリフ例
いつも私たちのためにご尽力いただき、ありがとうございます。