我が家のマイホーム計画は、何度もとん挫しそうになりました。
一番ネックだったことは・・・・
希望のエリアに土地が出ない・・・。そして土地価格がバブル気味。
この問題が大きかったように思います。
土地が出るのを待ちながら、モデルハウスには何社か足を運び
その中で具体的な話まで進んだのが以下の2社です。
- 一条工務店
- ミサワホーム
この記事でわかること
一条工務店とミサワホームを比較したあとに、ウィザースホームと契約した視点から
家の断熱性とコスパ面などを踏まえた各社の
魅力 と 惜しいと思った点 を書いていきます。
こんな方におすすめの記事
- 大手とミドルメーカーの違いについて知りたい
- 家の断熱性を重視したいと思っている
一条工務店の魅力
当初から私たちが一番興味を持っていたメーカー一条工務店がです。
”家は性能” のキャッチコピー通り
気密性と断熱性、防災面での強さについては、右に出るものはないように思います。
主人曰く、
「理系の人間なら、一条に一番魅力を感じるのは当然だ」
看板商品のアイスマート37坪で実際にプランと見積もりをとりました。
ハイドロテクトタイル(OP)、全館床暖房、トリプル樹脂サッシなど機能面での充実はさすがの一条でした。
断熱性能では
UA値 0.28
でハウスメーカーの中でも断トツトップです。
日本で唯一、耐水害住宅をリリースしているところも、他社より大きくリードしていました。
房総半島は海にぐるっと囲まれているので、耐水害住宅にしておくと安心感が違います。
ちなみに耐水害住宅は当時のアイスマート標準坪単価に+3万円の坪単価でした。
魅力
技術はピカイチだよね。一条工務店の技術の強さを知ってしまうと、
他社は目劣りしちゃう。
令和元年の千葉県を一網打尽にした台風15号を経験して、家づくりにおいて防災は大事なテーマだったよ。”一条工務店なら大丈夫”という安心感は大きなメリットだよね。
惜しい点
外観の見た目も、内装も、選べる種類は限られているよ。
水回り設備も全部一条の設備を入れるところは、好みが分かれるところかも・・・。せっかくの注文住宅だから、各メーカーの設備比較して、見た目もオリジナリティ出したいよね。
一条ルールで、間取りでも、リビングのいらないところに不自然な壁も出来ちゃってたよね。
営業さんも爽やかで魅力的な一条工務店でしたが、土地が出ないので、どうにもこうにも次に進まない・・・。
たまに出てくる目ぼしい土地は、バブル価格で、土地+建物を合わせると大幅な予算オーバーでした。
結局そのあとも、買いたい!と思う土地には出会えずに
半年間も借りパク状態だった一条専用アイタブレットを返しにいくことに・・・。
希望に叶う土地さえ出てくれば、
今頃は私も一条ブロガーの仲間入りを果たしていたのかもしれません。
ミサワホームの魅力
次に、検討したのがミサワホームです。
”蔵のある家”が気になり、早いタイミングでモデルルームに訪れてはいました。
具体的な話を進めるきっかけになったのは、
希望エリアにミサワホームの建築条件付きの土地が出たことです。
そちらは土地の申し込みをして、デザイナーさんとの設計打合せもして約1か月間、じっくり考えました。
具体的に検討したプランは規格住宅のスマートスタイル。
その中でもスマートスタイルHという中2階に蔵を作って
1階の天井高が3mあるプランです。
スマートスタイルだけでも8つのシリーズと100通り越えのプランがあり、カタログも間取り集も豪華で見ごたえがあります。
これから間取りを考えられる方は、ぜひスマートスタイルのカタログだけでも取り寄せて眺めて参考にすることをお勧めします。
魅力
天井高300㎝の開放感にはびっくりしたよ!
ミサワはモデルルームやカタログがとにかくおしゃれで、
女性はきっとときめくはず!
規格住宅のスマートスタイルも暮らしやすそうな間取りがたくさんあるよ。
惜しい点
企画住宅でもボリューミィな金額になっちゃって、オプション入れる余力がなさそうだった・・・
大収納の蔵は魅力的だけど、蔵を作るのに100万円越え。
140㎝の天井高の使い勝手はどうなんだろう・・・?
結局 ”使わないもの” しかしまわなそうだよね。
ミサワホームとの契約は、本当ぎりぎりまで悩んで悩んで
キャンセルとさせていただきました。
決めきれなかった理由としては、以下2点でしょうか。
・土地の条件
・ミサワホームの坪単価がお高くて、規格住宅でのプランとなったことに妥協できなかった。
そして堂々とした価格感の割に、性能という面では一条工務店よりも数歩も下がる感じになったことも
主人が気になっていたようです。
ミサワホームの木質系住宅の断熱性は
UA値 0.54
です。
また、外壁タイルをオプションで入れると 100-150万追加 だったり
オール樹脂サッシにするのに100万追加だったり
希望通りの性能にしたいと思うと、いちいちやけに高いなという印象でした。
営業さんはとても優秀な方で、新たな土地の情報キャッチも早く、どこよりも早く教えてくれて頼りになりました。
「大手の安心感っていいな」と思いましたね。
ウィザースホームの良さ
大手2社でじっくり検討した後に、具体的な候補としてあがってきたのがウィザースホーム。
今回、我が家の運命を託すことになったハウスメーカーです。
一番最初にモデルハウスに行ってみようと思ったきっかけですが・・・
ツーバイシックスの断熱性能がなかなか優秀だということを知ったからです。
ウィザースの断熱性はカタログにこう書かれています。
UA値 0.39
一条工務店が0.28 ミサワホームが0.54なので、
断熱性では一条には及ばずとも、頑張っていて
十分期待できそうです。
耐震性という面でも安心できるものでした。
そして、当時デビューしたばかりだった、Kulala+というモデルの間取りが魅力的で心を打たれたことも大きかったです。
魅力
ツーバイシックス工法で大手ハウスメーカーよりも断熱性でいい数値が出ている!
ミサワでオプション150万円と言われた外壁タイルが、
標準でついていながら、価格をぐっと抑えられる。
一条ほど間取りの制約もなくて、
自分の思い通りの自由な間取りを作れそう!
そして契約へ
その後、ウィザースホームの建築条件付きの土地とのご縁があって、契約することになりました。
先に大手2社と商談をしていたからこそわかるウィザースホームのおすすめポイントは以下の記事に書いています。
実際に住んでみてからの記事。C値0.6 UA値0.46 で 十分快適な冬を過ごしています!