着工から65日・・・長かったですが、我が家もついに建て方工事(上棟)が行われました。
ツーバイ工法は工場から窓枠まで作られたパネルが、どーんとトラック数台で運ばれてきて、
それを一気に組み立てます。
上棟とは言わないみたいで現場の皆さんは「建て方」と言っています。
2日に分けて建て方工事が行われた
我が家は建て方工事は2日に分けられました。
1日目は1階と2階の床まで、2日目は屋根までです。
途中、激しい雨が降ってきて、大変だったんだ!
見どころは朝一からの外壁組み立て
この日を楽しみにしていたので、私も朝8時から見学しました。
気持ち的には、子供のころの運動会の日の朝のドキドキ感という感じ。
クレーンが壁パネルをふられた番号順に持ち上げて・・
ああ、あれはランドリールームの窓か・・・!
降ろされたところから、大工さんたちが手際よく釘をバシバシ打ち込んでいきます。
1枚当あたり5分のペースであっという間に組み立て終わります。
1階の外壁がぐるっと組み立て終わるまで1時間弱。
壁が建つと中の様子は見えづらくなってしまうので、見学したい方は朝一に行くと楽しいです。
自分たちが半年間かけて練り上げた家が、
形になって目の前で建っていく瞬間は、感動するよね!
そうなんだよね。ただ、、明らかに雨が降り出しそうな空の色・・・
当日の作業員さんですが、メインの建て方の大工さんが一人とその助手的な大工さん2人(外国の方)。
その他に、クレーンの操縦士さんやパネルを支える人たち、交通整理の人など計7~8人が作業に来てくれました。
どんより空でも暑い日だったので、私も差し入れの飲み物をクーラーボックスに入れて、何往復かしました。
皆さんのチームプレーで、中の壁も天井も2日間であっという間に建っていきます。
地震に強そうな家 ツーバイシックス
ツーバイ工法は間取りを反映したパネルを予め工場で作ってくるので、品質にバラつきがないのが安心だと思いました。
特に我が家は、暑い季節での作業で、大工さんたちが100パーセントの力を出せないであろう環境でした。
従来型の軸組工法に比べて、職人さんのスキルやコンディションによって構造面での差が出にくいという点で良さそうです。
外壁のパネルには釘を打つ場所の目印マークも工場で印刷されています。
私もあのかっこいい釘打ち機やってみたい!
見た目にも頑丈そうな家になりました。
2日目の午後は、さっそく中にも入れてもらうことができました。
1日限りの屋根のない2階、明るい!
階段上ったはいいが、はしご怖くて降りられない・・・。
現場に何度も行ってると、色々とハプニングが発生していて面白いです。
この日は屋根の部材がなぜか数枚足りなくて、急ぎで追加で持ってきてもらっていました。
地場企業だから叶う、忘れ物の当日お届け便w
ゲリラ豪雨で全部びしょ濡れに(;’∀’)
タイトルにも書きましたが、建て方工事の日に雨が何度も降ってきて、とても心配でした。
屋根も、透湿防水シートもない、吹きさらし状態の木材が、ガンガン濡れていくので・・・・(涙)
木材が濡れまくる
作業中強いゲリラ豪雨も降った時間もありました。
床が水浸しになりました・・・。
雨、大丈夫でしたか?(みなさんも、私の家も。)
と聞いたら
水を掃いたので大丈夫です
水を掃けるほどびしゃびしゃだったのか・・・
でも水履きのおかげで木材内部への染み込みを防げたのだと思います。ありがとうございます!
もう、この烙印の言葉を全面的に信じるしかない!!
ああ、お風呂に早速水が溜まっているよ・・・
防蟻処理剤がどんどん流れ落ちていく~
その後、夜にも雨は何度も降りまして、私ももう諦めの境地になってきました・・・。
でも特に気になっていたのが、防蟻処理剤。
壁の下半分が赤く塗られていますよね。ここに白アリ対策の薬が施されています。
しかし、外壁のこの赤い部分がみるみる雨で流されて・・・・
色、うっすーい・・・・
赤いやつ、ほぼ流れ落ちました・・・・
気になったので、監督に聞いたところ、赤い色はただの塗料のようです。
ここに処理したよという目印なだけ。
だから塗料は落ちても問題ないとのこと。
加圧注入処理をした構造材を使っていて、内部まで効果が浸透しているようですね。
あとは今回の雨が原因でカビが生えないよう祈るのみです。
夏だからすぐ乾いているような気配はありましたが・・・
感謝・感激・雨あられ!
色々ありましたが、無事に家っぽい見た目になりました。
たった1週間で頑丈な家を建ててくださった建て方の大工さんたちに感謝です。
特に暑い時期に身を削って建ててもらった感謝を忘れないようにしたいですね。
この後は、電気配線や造作の大工さんにバトンタッチ。
次回のブログではこちらの建て方工事の前後に
毎週来てもらっている、ホームインスペクション3回目~5回目をまとめてアップします。